濟々黌フェアU、開催さる!

濟々黌にとって、この5月は「恩賜記念」の特別な月です。
今年は「創立130周年」と重なり、各地で盛大な行事が開催されています。
5/21は、本黌で、記念式典・講演会・大同窓会が開催されました。
5/26は、東京の同窓会。そして関西では「濟々黌フェアU」が天満橋の 大阪歯科大学病院の「プラザ・フォーティ―ン」で開催されました。
今回の「濟々黌フェアU」は、濟々黌の長い歴史・伝統の確認と今春 関西の大学に進学してきた新人の学生達の歓迎会がメインの行事でした。

第1部 関西で活躍する芸術家の作品展示会

○備前焼陶芸家の尾田原初則氏(S40卒)の作品が10点ほど展示されました。
 同氏については、先ごろ松江の田部美術館の大賞を受賞されたばかりであり、
 本黌茶道部に130周年の記念として茶道具一式を寄贈された旨の説明もあり
 ました。

○書道家の高見廣流氏(S57卒)の作品も6点展示がありました。
 特に、今回の濟々黌フェアの為に製作された佐々友房先生の漢詩「吉次嶺」には
 同窓生の熱い視線が注がれていました。

また、トピックスとして泉昭太郎先輩(S36卒)から提供された佐々先生から合志林蔵氏
(泉先輩の母方の曽祖父)に宛てた手紙(写)にはびっくりしました。
残念ながら、私達には内容の解読は難しいようです。
どなたか解読に挑戦いただければ・・。

第2部 元大谷女子大学教授の入江春行先生(S20卒)の講演会

まず、85歳という高齢ながら1時間立ちっぱなしで講演される先生の姿に 感銘を受けました。
そして「大先輩方を語る」というテーマで、次々に先輩方を紹介して頂きました。

○山形元治先生(黌歌の作詞者:五高教授)○佐伯千仭先生(T14卒:京大刑法学者)
○遠藤嘉基先生(T12卒:京大名誉教授)○堀内豊秋大佐(T8卒 海軍大佐)
○荒木俊馬先生(T4卒:京都産業大学学長)など。

〜先生の講演内容は、130周年記念誌に要約版を掲載の予定です〜

第3部 新人学生諸君の歓迎会

大阪地区、京都地区、神戸奈良地区とそれぞれに登壇して、自己紹介する新人の学生諸君に大きな拍手が贈られました。

学生会会長の中尾剣士君(H21卒:大阪大4年)を中心とする学生幹事の皆さんの尽力で、学生諸君の結束が固まってきたことを実感しました。

なお、学生諸君は、その後「二次会」「三次会」と盛り上がったとか・・。
「濟々黌は出てからが長い」という言い伝えを確認したイベントでもありま した。                            (S40卒:本田重寿)

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