金屏風に大書された「三綱領」
〜高見廣流氏(S57卒)の書作展から〜
            幹事長 本田重壽

平成27年3月11日(水)〜15日(日)の間、奈良県文化会館で開催された
高見廣流氏の書作展を見学に行ってきました。

受付を済ませて会場に入ると、真っ先に金屏風が目に飛び込んできました。

そこには、墨痕も鮮やかに我が濟々黌の「三綱領」。

今一度、心の中で復唱!  正倫理 明大義  重廉恥 振元気  磨知識 進文明
縦180p、横60pの金屏風6面に大書された「三綱領」は、圧倒的な迫力です。

これは、是非 多くの濟々黌OBに見て頂きたい・・。(写真)

その後、高見氏の案内で、他の作品を見て回りましたが、熊本に関係するものが
3作ほど「江津湖新涼」「熊城四郊」は、福田蘇煙翁の漢詩。

私は、中国の漢詩人、高青邱の「乳離」「山家」、袁枚の「夜泊」などに共感するものがありました。

なお、栗山会長ご夫妻をはじめ、濟々黌関係者の来訪も多かったようですが、高見氏の作品をより多くの人達にも鑑賞して欲しいなと思いながら会場を辞した次第です。

 〜高見氏と卒業同期の勝浦さんを中心に、5月の総会々場(ホテルニューオータニ大阪)で、
  皆さんに披露ができないか検討が進められているようです〜                                              以上

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